子どもの防犯力アップ出前教室


新1年生

平成20年度より、さいたま市を中心に子どもの防犯活動を積極的に行っている「特定非営利法人 さいたまNPOセンター」の協力の元、子どもの犯罪被害防止のための活動”子どもの防犯力アップ出前教室”を流山市の各幼稚園・保育園等で実施しています。

 

この防犯プログラムは平成19年に立正大学の小宮ゼミとさいたまNPOセンターにより開発されたプログラムで、平成22年度には越谷市・さいたま市・流山市他の10ヶ所の幼稚園・保育園で延べ416人の園児が参加、各所でとても良いプログラムであるとの高い評価をいただきました。

 

親の手元から活動範囲を広げる小学校入学前の、年長組の園児を対象に実施をしています。

 

新1年生は、保護者のいないところで自分ひとりで自分を守らなくてはなりません。交通安全教室はよく行われますが、幼児・低学年向けの防犯教室はほとんど行われていません。

子どもを犯罪被害から守るのは「犯罪機会論」に基づいた、予防のためのプログラム(犯罪知識)が有効です。子育て支援のインストラクターと施設等の教諭、保育者、親、子どもの絆を強め、「どの子も地域の大切な子」として見守る地域の絆をつくることを目的としています。

 

事業概要


※平成24年度1~3月に実施予定の内容を掲載しております。

 

  1. クイズ「危険な場所はどこ?」
  2. 寸劇「見えやすい道路と見えにくい道路」
  3. 実演「危険な場所の歩き方」
  4. まとめ
  • 「犯罪機会論」を幼稚園・保育所関係者が学ぶことによって、子どもたちに適切な防犯指導ができるようになる。
  • 子育て支援で活躍している市民が「犯罪機会論」を学び、インストラクターとなり出前教室するものです。
  • 本年度ですでに3年間の実施実績があります。

犯罪機会論とは

性犯罪者の多くは最初の犯罪を10代で犯し、生涯で平均350人の被害者を生むという調査結果があります。(森田ゆり「子どもへの性的虐待」より)

犯罪者は再犯の意志を強く持っているために、犯罪が発覚するリスクを恐れます。

犯罪機会論では、犯罪者が犯罪を犯す「場所」に着目し、犯罪が行われる危険な場所を察知し、回避することで子どもが犯罪の被害から逃れることを提案しています。

 

開催場所


1教室の広さで実施できます。

 

<平成23年度の実施>

流山市:南流山幼稚園・平和台幼稚園・市立流山幼稚園

越谷市:のーびる保育園・萩原第1幼稚園・萩原第2幼稚園

上尾市:原市保育所

さいたま市:駒場保育所・岩槻区たまひな

 

協力団体


特定非営利活動法人 さいたまNPOセンター

代表理事 中村陽一

〒330-0056
さいたま市浦和区東仲町12-12,102

TEL:048-811-1666 FAX:048-811-1888

WEB:http://www.sa-npo.org/index.html

 

NPO法人 地域安全マップ協会

WEB:http://casamap.web.fc2.com/